プロフィール

臨床心理士 / 胎話士 /HEC認定セラピスト /4人のママ /フリースペースおかえり代表

いつも、自分を探してきて
こころが迷子だった。

私がわたしを救えたとき
こころにも、現実にも
居場所ができた。

こども時代の私

1979年、茨城県生まれ。

3世代続く、結城紬の織物工場の3姉妹の長女として育つ。

年子の妹が生まれると、実家の「風習」で、長女の私は母親と離され、1歳7か月で祖父母の寝室で寝ることに。

ものごころついたときには、私だけ、両親とは別の寝室。。。

しかも、祖父母はけんかばかり。

「なんで、私だけ妹たちと違うの?」と悩み、気がつくと、みんなに嫌われないように生きる、いわゆる「いい子」ちゃんに。

周りから「がんばりやのゆみちゃん」と言われ、さみしい思いを抑えながら大きくなる。

学校では、引っ込み思案で、自己主張が苦手なタイプ。

友達からは、よくからかわれたが「いや」と言えず、幼稚園時代から「生きづらさ」を感じてきた。

空想が大好きで、感受性も鋭く、小さな頃の夢は小説家。

根は明るく、ひょうきんな一面もあり、家族を笑わせるのが大好きだった。


大学受験失敗&プチひきこもり

「いい子」として、優等生の道を進んできた私。

高校時代は、パッとしない毎日から自己逃避するために、「理想の大学生活」を夢見て勉強に打ち込んだ。

が、大学受験で失敗。

すべり止めの女子大以外、すべて不合格。。。

「親に迷惑をかけたくない」と思い、浪人せず、すべり止めの大学へ入学。上京。

女子大に通うも、周りの友達との考え方の違いにショックを受け、やりたいことも見つからず、「理想の大学生活」とはかけ離れた状態に戸惑う。

「違和感」が自分の中でどんどん大きくなり、不登校・プチひきこもり状態に。

ひとり暮らしのアパートで、ひとりぼっち。この先、どうすればいいのか、目の前が真っ暗に。

心理学との出会い&臨床心理士に

不登校状態になりながらも、たまたま一般教養でとっていた「心理学」の授業を受けた時、「私が進むべき道はこれだ!」と衝撃が走った。

心理学を深く学ぶために、大学を休学し、猛勉強。

翌年、別の大学の心理学科を受験し直し、再入学。

心理学を勉強することで、「自分」についても理解でき、「大嫌いだった自分」が少しずつ受け入れられるようになる。

その後、大学院に進み、心の専門家「臨床心理士」となり、自分と同じように悩みをもつ人々の力になることを決意。

同時に、この頃、スピリチュアルな世界にも興味をもち、「本質」を求め、いろいろと独自で学び始める。

大学院修了後は、都内の適応指導教室(公立のフリースクール)で3年間、不登校の生徒たちをサポートする仕事に携わる。

出会った生徒は、周りからはいわゆる「問題児」扱いされる子たち。

だけど、実際、関わってみると、不登校になる生徒はみんな、とても繊細で感受性豊かで優しく、ハートがピュア。

無意識的にではあるにせよ、周り(特に親)に何かメッセージを伝えたくて、「不登校」になっているということを実感。

この頃は生徒との関係を通して、私自身、自分の在り方を見つめ直した時期。

自分なりにたくさん悩み、たくさんの感情を受け入れ、人間的にも成長させてもらった。

子育てでの挫折感&2度の流産

結婚出産を機に、退職。自身の子育てが始まると、思い通りにならないことばかりで、自信喪失。

「親みたいな子育ては私は絶対にしない!」「理想の子育てをする!!!」と意気込んでいた当時の私は、撃沈。途方に暮れる。

さらに、長男出産後に中期流産、長女出産後に初期流産を体験。それがきっかけで胎話を学び、胎話士に。

長男・長女の不登校

長男が小2のときに不登校になり、私たち親も生き方を問われる。長男の不登校をきっかけに、埼玉から神奈川・逗子へ移住。その後、長女も小1で不登校になり、フリースクールへ通う。

この頃、こどもたちが自分自身で「学校に行かない」選択をしていると思い込んでいたが、私のセラピープロセスが進んでいくと、実は「無意識の場所では、親を助けるために不登校になっていた」ことに気づき、こどもたちのためにも、「私が私を癒すこと」を心に誓う。


インナーチャイルドの癒しの道

長男・長女が通っていたフリースクールで、インナーチャイルドワークと家族の心理学、トラウマの科学を提供しているハートエデュケーションセンターと出逢い、自分自身の癒しを深める道を歩き始める。

私は心理学を学んで、「自分は癒されてきた」と思い込んできたが、私のこころは、まだまだ傷ついたままだったことに気づいて呆然とする。

また、HECの学びの中で、自分は「機能不全家族」の中で育ってきたトラウマサバイバーだと知り、強いショックを受けるが、同時に、「この生きづらさは自分のせいじゃなかったんだ」という深い安心感を得る体験をする。

驚くことに、私自身のインナーチャイルドの癒しを決意し進み始めると、長男・長女がそれぞれ、学校に戻る選択をし、学校復帰する。

癒しが起こるには、まず、「傷がある」と認知し、「痛み」を受け入れケアしていくことが大切だと実感。

それから、地道に、一歩ずつ、一歩ずつ、自分の傷ついたこころを再生中。

癒しの結果、起こった変化

私のこころが癒されてくると、不思議と現実にもこんな変化が・・・。

・夫婦関係の改善

・こどもたちが自然に学校に戻る

・家族関係の風通しがよくなる

ワーカホリックだった主人が残業なしの仕事に変わり、在宅ワークも多くなる

主人とこどもたちの関わりが増え、父子関係が深まる

・私の対人不安がなくなる

・仕事が回り始める

・「ミッション」(使命)が降りてくる

・自分との絆が深まる

今、私は、問題がまったくないわけではありませんが、愛する家族とともに「生きる喜び」を体いっぱいで感じながら、日々、生きています。

もし、あなたに傷ついた過去があったとしても大丈夫。

一緒に、過去の自分を救いに行きましょう。

あなたとの出逢いを楽しみにしています。

インタビュー動画

ハートエデュケーションセンター代表 川村法子さんにインタビューしていただきました。

思春期セラピーを始めようと思ったきっかけ、お子さんに思春期セラピーをすすめるときのポイントなどお話しています。

「かちゆみこ」ってこんな人って、何となく伝わると嬉しいです。



PAGE TOP