安全で守られたサークルの中でのシェアの時間で、私のイシューを声にできたことがとても嬉しくもあった時間でした。
瞑想中、赤ちゃんを大人の私が抱きしめた時の感覚に「健全な大人の意識」のエッセンスをいただきました。
自分のチャイルドにどう声掛けをしていったらいいのかが分からず、ネグレクトな状態にしてしまうことが多かったこれまでです。それは、精神的父親不在の後遺症から孤独を住処として暮らしてきた私にとって、両親から精神的なサポートが欠如していた子ども時代に通ずるものがあります。
心の方程式からざまざまな知識はあるものの、どうやってそこから抜け出したらいいのかが課題でした。
イメージングの中で実際に赤ちゃんを抱き上げる感覚の中に、「この小さな命には私しかいない」という感情が沸きあがりました。子どもを持ったことのない私にとって、自分とインナーチャイルドの関係が自分と子供の関係とイコールだということを体験的に理解できた瞬間でした。
ワークの為に選んだ清潔感のある白い固形石鹸の香りが、私が赤ちゃんの時にゆりかごのあった実家の仏壇のある畳の部屋の感覚と繋がり、私が赤ちゃんとして周囲を観察している情景が思い浮かびました。
引き出物でもらった石鹸の箱は、その部屋の戸棚にしまってありました。
私が生まれ育った古い農家の家の作り、そしてそこにある家族の歴史。
ふあふあのマフラーの感触を赤ちゃんの肌を通して私が感じること。
自分へ向ける一つの優しい愛の時間を体験することができました。
自己愛、自分を大切にすることは、きっとこういう丁寧な時間を自分に積み重ねていくことで育まれるものかなとヒントを得ることができました。
(Tさん / 女性 / Welcome♡My Child)
「この小さな命には私しかいない」
目次